2005年03月02日

一ヶ月めの愚痴

メッセンジャーの仕事をはじめて、一ヶ月余りが経ちました。
ようやく仕事を覚えてきて、なんとかこなせるようにもなってきました。
でも、どうした訳か最近朝出勤するのがおっくうに感じます。

仕事を始めた当初はとにかく変化が激しく、覚える事が膨大で、とにかく必死でした。卒業制作展とも重なっており、毎日ものすごく忙しく、心をピンと張りつめていました。その緊張の糸が卒業制作展が終わった事で切れたのかもしれません。相変わらず何かと忙しいのですが、どうも望んでいるような日々からズレているように感じます。

メッセンジャーの仕事が合っていないのかもなと思ったりします。
たぶんそれは本当です。それなりに仕事の楽しさも見つけ、時折すごく楽しく感じる瞬間もあるのですが、本当に自分が望んでいるものとはズレている事もやはり知っています。
体力的にキツいという訳ではありません。当初はとても大変でしたが最近は慣れました。雨の日でなければ疲れ果てるということにはならなくなりました。
金銭的に割に合わないというのは少し感じます。時給はまあまあなのですが自転車のパーツがかなり消耗し、そのパーツ代やメンテナンスにお金がかなりかかります。働いたお金がごっそり自転車に費やされていくような気がします。
でも一番の理由はその時間感覚だと思っています。

この仕事はものすごく時間に追われる仕事です。
時間に追われているという事が、事故に遭う可能性が高まるとは限りません。どれだけ急いでいてもちゃんと安全に走ります。だから、危険だから辛いという訳ではありません。
時間に追われるという感覚そのものがどうにも合わないのです。
僕のリズムとどうにもズレているのではないかと感じてしまい、それが無視しにくいのです。
無理矢理無視したつもりになっていても、なんとなく胸のあたりがざわざわしてしまい、ちょっと辛いです。
あるいはこのような不満ももうしばらく仕事を続ければ霧散するのかもしれないのですが、そのように仕事に慣れ切ったときに失うリズムがあるのかもしれず、また僕の性格上完全に慣れるということは難しいということも感じます。

今は「地図作り」や「東京オフィス見学の旅」などと意味付けをしてなんとかしのいでいるけれど、どれだけ保つかは怪しいです。たぶん僕は東京を卒業するためにこの仕事をしています。ちゃんと東京の地理と働く人を見、東京に流れる時間も知り、知った上で「もういいや」と納得して卒業したいのだと思います。当初は半年ぐらいかなと思っていたけれど、そんなに保つのかな…。あるいは東京もいろいろだから、視点を変えればまた違った時間の流れも見つけられるのかもしれないですが。

こんなことを書いているとまた明日の朝が辛くなりそうです。
どうにか肯定的な意味付けを試みたいけれど、寝不足になるのは辛いので今日はこのへんでおしまい。

投稿者 tsuyoshi : 2005年03月02日 00:07

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://hanamote.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/31

このリストは、次のエントリーを参照しています: 一ヶ月めの愚痴:

» 新人メッセンジャーの過酷な経験。 from 自転車メッセンジャーの「現実」 (Text)
 メッセンジャーは、一日中自転車に乗って、次々に荷物を配達する仕事である。身体的なきつさは容易に想像できる。しかし、新人メッセンジャーにとって過酷な経... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2008年06月05日 00:20